トキノヒトリゴト

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ポケモンの記事を書きます。ダブルバトルをメインに、オフやレーティングでの使用構築など。Twitter→@tokivolpe

第12回ぽちゃオフ3位使用構築 7th純正ガルーラビートダウン

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こんにちは、トキです。今回はVGC2018において愛用していたガルーラ構築の記事となります。おそらくガルーラ構築の記事は今年はあまり無いと思われるので、参考になればなと思います🙇‍♂️

構築解説

①ガルーラ@ガルーラナイト

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性格:いじっぱり

実数値(努力値) 185(36)-194(252)-120-x-120-148(220)

技構成:ねこだまし すてみタックル ふいうち けたぐり

Sは準速カプ・テテフ抜き(S147)とし、Aふっぱ、残りH振りの調整。

バランスの取れた攻守力と初手の行動を安定させる「ねこだまし」により横のポケモンをサポートします。威嚇ガオガエンの登場により以前より更に活躍し辛くなったのは確かであり、実際ガルーラを選出しない試合も少なくありませんでした。

ねこだまし」と未だ火力の高さを誇る「すてみタックル」はすぐに決まり、3つ目は残り体力の少ない相手を確実に狩る「ふいうち」、4つ目に鋼タイプに対して腐らないように「けたぐり」を採用。

AD型のガルーラであれば「ドレインパンチ」や「守る」を採用すると強さを発揮するかと思います。格闘タイプの技の採用は人によりけりですが、「けたぐり」だと倒せるけど「ドレインパンチ」では耐えてくる相手がいたりする「例:バンギラス」ので選ぶ際は注意が必要です。

ランドロス@とつげきチョッキ

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性格:いじっぱり

実数値(努力値)177(100)-185(28)-111(4)-x-123(180)-136(196)

技構成:じしん いわなだれ とんぼがえり はたきおとす

HDをサイコフィールド補正有(エスパー技1.5倍)の臆病CSカプ・テテフエスパーZ(「サイコキネシス」ベース)確定耐えまでとし、Sは最速メガバンギラス抜き、余りはAに振った調整です。

かなり硬めの調整であらゆる攻撃を耐えながらサポートに徹する役割を持ちます。Aが28振りとかなり低めに見えますが、A種族値の高さから使ってて違和感を感じませんでした。

タイプ一致打点として有力な「じしん」、メガリザードンYに対する打点となる「いわなだれ」はすぐに決まり、3つ目に相手の動きを見て後出しで交代でき、メガゲンガーの「かげふみ」による盤面ロックから離脱可能な「とんぼがえり」を採用。4つ目はカビゴンクレセリアなどのピンチベリーに頼りがちなポケモンに強い「はたきおとす」で決まりました。

ただカビゴンクレセリアが以前よりも激減していて使う場面が少なかったのも事実で、あまり「はたきおとす」を使う場面はなく、打点を持てる相手を増やす「ばかぢから」やS操作できる「がんせきふうじ」等のほうが今の環境はオススメできます。

クレセリア@マゴのみ

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性格:おくびょう

実数値(努力値)225(236)-x-143(20)-103(60)162(92)-129(100)

技構成:こごえるかぜ  サイコキネシス めいそう つきのひかり

Sを「こごえるかぜ」によりS-1となった最速ボーマンダ抜きとし、CはH252D4振りメガゲンガーを「サイコキネシス」で2発で確実に落とせる火力になるよう振りました。

HBは流行りのDSメガボーマンダの恩返しを3発耐えるラインまで、「てだすけ」+臆病CSメガゲンガーの「シャドーボール」を耐えるところまでとしました。

トリックルーム」ではなく、「こごえるかぜ」を撃ちながらS操作をし、「めいそう」で積んで放置できない役割を持たせました。この考えはバトルロードグロリア2016北陸予選にてぽちゃオフ(http://piplupoff.blog.shinobi.jp/)主催のSummitさん、ぽちゃオフスタッフのコウさんが使用していた構築(http://amalgame.jp/chalk-serperior-kou-20161001/)が原案となっています。

これによりメガゲンガーボーマンダに対して腐ることなく、ガオガエンに対しても打点がないものの一方的に倒されるということは無くなりました。ただ、「こごえるかぜ」でS操作をするか、「めいそう」で積むか、「つきのひかり」で盤面維持をより強固にするかは慎重に選ばなければならず、使い方を間違えるとただの置き物になってしまうので要注意。

カプ・レヒレ@こだわりメガネ

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性格:控えめ

実数値(努力値)146-x-135-161(252)-150(4)-137(252)

技構成:黒い霧 濁流 マジカルシャイン ムーンフォース

「めいそう」で積む暇やタイミングを見極められず、いっそ「こだわりメガネ」を持たせてゴリゴリ行こうという考えでこの調整。ガルーラやランドロスガオガエンを誘導しつつ「だくりゅう」で削って行くのが主な役割。ただ外れた時のケアが昨年のアローラダブルよりも効きづらく、一長一短ではありました。

控えめにすることで「ムーンフォース」が大半の敵に5割以上のダメージを誇るため凄く頼りになりました。また、「マジカルシャイン」はジャラランガZ発動後のジャラランガであってもダブルダメージで倒すことが可能です。

くろいきり」は積み構築への対策として採用していましたが、こちらの「こだわりメガネ」を押し付ける「トリック」もオススメです。

ヒードラン@シュカのみ

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性格:ひかえめ

実数値(努力値)186(156)-x-127(4)-200(252)-127(4)-109(92)

技構成:ねっぷう だいちのちから ほえる まもる

Sは「こごえるかぜ」一回で準速メガメタグロス抜きとし、Cはぶっぱ、残りは耐久に振りました。

晴れだけでなく流行りのゲンガー+ジャラランガ構築に対して非常に強く出られる炎枠。炎鋼の複合タイプは耐性が非常に素晴らしく、炎技だけでなく地面技である「だいちのちから」も使えるため優秀なアタッカーとしてパーティを支えてくれました。

タイプ一致打点として「ねっぷう」と盤面維持のための「まもる」を採用したオーソドックスな技構成です。最後の1枠には、積むタイミングやトリルタイミングを見切った時の初見殺しとして「ほえる」を採用しました。

カミツルギ@草Z

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性格:ようき

実数値(努力値)152(140)-212(60)-152(4)-x-68(92)-171(212)

技構成:リーフブレード せいなるつるぎ おいかぜ みきり

Sは最速ウツロイド抜き、HDは臆病スカーフランドロスの「だいちのちから」を確定で耐えるラインまで、残りはAに振りました。

A種族値181なだけあって火力は破壊的だったものの、Dの低さから扱い慣れるまでが非常に長かったです。

代表的な選出一覧

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最後に

今年のPJCS予選はこの構築と別の方から貰った構築の2つで挑戦しましたが良い結果で終わることができず残念です。しっかり反省してまた来年のルールで頑張りたいと思います。全国、世界へ出場されるプレイヤーの皆さんが活躍されることを心から祈ってます。

ここまで長々と記事を読んでくださった皆様、構築案を出してくださった方々、練習に付き合って下さった方々本当にありがとうございました!

 FIN